今回は「起業前にやっておいた方が良いこと」について話そうと思います。

すべてのことに意味があり、無駄なことはひとつもないと思いますが、唯一あげるとしたら、

「とにかく沢山の先輩経営者の話を素直に聞くこと」

起業したときのイメージをしっかり持って、気になることや不安、疑問点はなるべく解決しておいたほうが良いでしょう。

人脈を作ることが大事という人も多いですが、私は単に人脈を作ることはあまり意味を持たないと考えています。

人脈作りにもお金と時間がかかります。

もし人脈を作っても、いざという時に活きてくる人脈でなくては意味がありません。

100人いる人脈の中で、一体何人があなたのビジネスに協力してくれるでしょうか?

少し現実的な話で夢を奪うようですが、実際には活きた人脈よりも、ただ名刺交換しただけの人脈とも呼べない関係のほうが多くなってしまっている人がほとんどです。

ですので、私の場合は「実際に商品やサービスが出来た段階で必要な人脈を見つけても遅くはない」と思っています。

また、その際も多くの人は横の人脈を作ろうとしますが、なるべく縦の人脈を作ったほうが成長の過程には重要です。

横の人脈とは同じ時期に起業した同世代の経営者や知人など。
縦の人脈とは先輩の経営者など。

のことを指します。

横の人脈は、一緒にいると心地がいいのですが、刺激や経験値が自分と変わらないため、新たな発想や展開にはなりづらいことが多くなります。

逆に縦の人脈では、自分にはない発想や刺激、場合によっては資金提供などを得ることもできるかもしれません。

後者の方が居心地は悪いかもしれませんが得るものは大きいですよ。

今回のまとめ

・先輩経営者の話を素直に聞け
・名刺交換は自己満に注意
・横の人脈よりも縦の人脈を構築しろ