あなたはその事業で年収いくらを稼ぎたいですか?
相談している周りの人は年収いくらですか?

日本では年収1,000万円以上の所得を得ている人はわずか5%と言われています。

もしあなたが年収1,000万円以上の収入を目指しているにも関わらず、相談している相手が年収1,000万円以下だとしたら、相談する相手を間違っている可能性があります。

そもそも相談している相手には経営の経験がなく、サラリーマンだとしたらプロサッカー選手を目指しているのに高校野球をやっている後輩に相談しているようなものです。

相談者にとってはやったこともないし、やってこなかったから現状が年収500万円のサラリーマンであるのであって、その人にこの先の成功を夢見る起業の話をすればやめとけといわれて当たり前。

それは友達でも家族でも同じことです。

では、年収1000万円の現役経営者に話を聞いたらどう答えるでしょうか?

少なくとも起業をすることへの是非ではなく、事業性の具体的な指摘をしてくれるはずです。

医者の息子は医者になりやすいですし、政治家の息子は政治家になりやすい。

要するに自分の環境が自分の人生を決める大きな要素となることは否定できません。

特に親世代は高度経済成長真っただ中で年功序列社会。

いい大学に入って大手に就職すれば人生安泰の時代でした。

しかし現在は、世界の新興企業が数年で日本の大手メーカーを買収し、親世代には存在しなかったAmazonやGoogleといったIT企業が世界の中心にいる世界。

そんな時代の移り変わりに気づかずに、未だに当時の必勝法にすがっている考えの方がリスクだと思いませんか?

現代の経営でしっかりと成功されている経営者の意見をしっかり聞き、ご自身で判断されたら良いかと思います。

ただ歴史や昔の方の意見をまったく無視しろということではなく、温故知新も忘れずに。

今回のまとめ

・相談する相手が適切か
・少なくともあなたは時代のスピードを理解しろ
・経営したいなら経営者に聞け
・歴史や老人の知恵は大切に