「最初に起業するとき一番不安だったことは何でしたか?」という質問をよく受けます。

やはり一番は「商品の評価」

 

私の場合、一番最初はラーメン屋だったので、客数やお客様の反応にドキドキしていたことを覚えています。

「味はどうだったかな?」
「残していないかな?」

多く残ったお客様のどんぶりのスープの味を確かめるために食べ残しを食べたこともありました。

 

これは今でも一番大切にしていることで、よく顧客満足度という言葉を耳にすると思いますが、顧客満足度を上げることが経営にとって、特に商品やサービスにとってはもっとも重要な要素のひとつです。

いくら自分が良いものだと思っていても、お客様が満足しなければそれはただの押し付けです。

 

また、重要な要素のひとつと敢えて言ったのは、いくらお客様に喜んでいただけるものを作っても商売として成り立つか、競合他社はどうか、集客はうまくいっているかというマーケティングも併せて重要なポイントになってくるからです。

こだわり過ぎても材料費が増し、価格があがってしまう。こだわらないと安価で提供できるが商品が粗悪なものになってしまう。

経営は様々なバランスで日々判断していかなければならないスポーツのようなものです。

だからこそ面白い。

 

そして最後は、これならこの価値があると自信をもって戦っていくことが何より大事です。少なくとも商品に不安を抱えたままじゃお客さんも購入したくないですね。

今回のまとめ

・商品やサービスに対する顧客満足が重要
・マーケティングや売上などとのバランス感覚が大事
・経営の醍醐味を楽しめ
・最後は自信をもて